ザっくりととのうサウナ入門

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銭湯フリークインタビューvol.4 とおる@スーパーライト級サウナ愛好家さん(アラフォー男性・銭湯歴3年)

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プロフィール

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お名前:とおる@スーパーライト級サウナ愛好家
お住まい:東京都八王子市
年代:アラフォー
性別:おっさん
銭湯歴:銭湯歴:3年弱
webサイト:
twitter.com

zakkurisauna.hateblo.jp

インタビュー

①銭湯にハマったきっかけはなんですか?

サウナーインタビューでも書いたのですが私は昔、潔癖症野郎でして産まれてきてこれまで30年以上銭湯には行ったことがありませんでした。両親も家のお風呂で十分という家庭でしたので潔癖性でなかった幼少期も銭湯には行ったことがありませんでした。

そんな中サウナに目覚めてしばらくして近所の銭湯(松の湯:八王子)が閉店するという話が耳に入りました。松の湯にはちょっと珍しい電磁波サウナと地下水水風呂があるということでライドオンしたのが始まりです。

齢3●年にしての初銭湯は緊張もありましたが、地元住民の憩いの場という雰囲気がビンビンに感じホッとするような居心地の良さでした。これ以降も銭湯に通うようになりましたが、現在はちょっと通い方が変わってきています。それは後述の銭湯の魅力で触れたいと思います。

②銭湯に通う頻度はどれくらいですか?どんな入り方していますか?

月2~3日程度。子どもと一緒に行けるタイミングで。

③銭湯において重要視しているポイントはなんですか?

旅行先や帰省の際にはその土地土地の銭湯に行くようにしています。普段東京に住んでいるので地方銭湯に行った際の地元住民の方々の人情や方言に癒されています

④銭湯の魅力ってどんなところですか?

私はスパ銭、サウナは基本一人で行きます。逆に銭湯は子どもを連れてでないと行きません。

理由は銭湯は子育てを行なっていく上で社会勉強の大きな役割の一因を担っていると考えているからです。

まずは公共社会のルールを知ってほしい。核家族のわが家は家庭内ルールでしか子育てできません。しかし、銭湯に行けば開けたドアは自分で閉める、走らない、騒がないといった社会的ルールを勉強することができると思っています。加えて知らないおっちゃんとも交流もできます。

次に偏見の無い、フラットな視野を持ってほしいからです。スパ銭と違って銭湯は盛大にお絵かきがしてある方が湯船に入っている光景を見れるからです。ファッションタトゥーなら今後見る機会があるかも知れませんが、銭湯では皆無防備、全裸です。全身のお絵かきなるとその機会はほぼ無いと思います。ともすれば反社会的勢力とも捉われがちな方々の普通にお風呂に入っている姿や、その子どもを洗っている姿を見て知ることができるのは銭湯を置いて他にはありません。

最後に何をおいても地域住民の憩の場であるということです。生まれ育った土地を離れ今の土地に定住することになりましたが、銭湯に子どもと行くと地域住民になったと実感します。逆に地方銭湯に行くとその土地の雰囲気を感じられて大好きな時間です。

⑤おすすめの銭湯はどこですか?

稲荷湯(八王子)
1階の温泉旅館風、2階の南国リゾート風となっており日替わりのお風呂担っています。どちらに入っても露天風呂があるのは安心。そしてここは日焼けマシーンでなく酸素カプセルがあります。

料金をsuicaでも払えます。八王子駅から駅近くなのでこれはありがたい。
www.1010.or.jp

大蔵湯(町田)
昭和41年創業の町田で一番古い銭湯になります。

檜ぬるま湯と石造りの熱湯を楽しめ銭湯どちらも軟水なので自分の肌がくつろぎます。

湯質が良いのはさて置き、リニューアルしたこちらはその場にいて大蔵湯空間がくつろぐ空間です。
www.1010.or.jp

梅の湯(立川)
ビールを飲むなら生だよね!を叶えてくれる銭湯がこちら。

お風呂とサウナを楽しんだらロビーへ。そしたら生ビールを頼みましょう。横を見れば大量の漫画が置いてありさながらお風呂付漫画喫茶のよう。
www.ume-no-yu.net

宝湯(宇都宮)
宇都宮最後の銭湯になります。ここは銭湯ながら完全禁煙、刺青入店不可の銭湯。さらに特筆すべきは静岡サウナしきじに行かなくとも関東にも飲める水風呂がここ宇都宮にあります。
www.tochinavi.net

⑥銭湯以外のおすすめを何か教えてください。

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The 大衆食堂です。

銭湯には食堂がありません。しかし、ととのった体は自然と胃袋に何かをぶっ込みたくなりますよね?ならば銭湯の周辺を10分程散策すればそこかしこに胃袋を刺激するような食堂が暖簾を下げているはずです。

地方銭湯に行った際の食堂を見つけて地料理にありつけた幸福感は一度体験したら病みつきになるはずです。

特にモツ煮はその土地柄、店主さんの味付けになっているので、千差万別・唯一無二のその場の味なのでついつい頼んでしまいます。