ザっくりととのうサウナ入門

サウナ初心者向けにサウナについてざっくりとわかるように紹介するブログです。

サウナ特番「サウナを愛でたい」(BS朝日)放送直前特別インタビュー

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はじめに

恐らくTVの歴史の中でも初(?)のサウナ専門特番「サウナを愛でたい」が2019年3月22日(金)深夜24:00~25:00にBS朝日で放送されます。

番組プロデューサーは、過去に当ブログのサウナーインタビューにも協力して下さった柳橋弘紀さん

zakkurisauna.hateblo.jp


そのインタビュー内で、サウナに目覚めたばかりでありながらかなりの熱量でサウナ愛を表現していた柳橋さんが、勢いそのままにあっという間に特番を作ってしまったのだから驚きです。

今回はそんな柳橋さんに、番組をより楽しむための裏話やこぼれ話、そして秘めたる想いなどを伺ってきました。

番組の見どころ

サ談会

【概要】
サウナーのヒャダインさん、濡れ頭巾ちゃんさん、久志尚太郎さんと武田梨奈さんの4名でスカイスパYOKOHAMAにて行われた座談会。

サウナ初心者の武田梨奈さんにサウナの魅力を伝えつつ、ディープなサウナの世界を語り合う。

【柳橋メモ】
職権濫用で自分がお会いしてみたい方にご出演依頼をさせて頂きました。

芸能界でもサウナーとして有名なミュージシャンのヒャダインさん、レジェンドサウナーとして言わずもがなの濡れ頭巾ちゃんさん、一方的にですが、自分のサウナ観に共鳴するところを感じるTABILABO代表の久志さん。そして、彼らを中和する存在として、温浴施設が好きだという武田さんにご出演いただきました。

「ハマっているサウナはどこなのか?」「サウナではどんなところに注目するのか?」などの話や、「夢のサウナ」という「もしサウナ・水風呂・外気浴を好きなサウナ施設で組み合わせるとしたら、どのような組合せにするのか?」について語り合う一幕もあります。

皆さん、それぞれ夢のサウナをあげてもらいましたが、特に、濡れ頭巾ちゃんさんが枠にとらわれない選び方をしているので、ぜひ注目してみてください。

あと館内着姿でサウナ愛を語る姿はどこかの宗教施設かのような絵面になっています。

サウナ旅

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【概要】
ヒャダインさんが熊本県にある温浴施設「湯らっくす」を訪れて個性的なサウナを体験し、周辺を散策する。

【柳橋メモ】
ヒャダインさんは今回が湯らっくす初訪問だったので、新鮮な驚きをカメラにおさめる事ができました。

熊本には収録の前日に前乗りしていたのですが、撮影のために湯らっくすに行くのを一日我慢してくれました。

めちゃくちゃ行きたかったようですが番組のことを考えてくださったみたいです(笑)

あと、ヒャダインさんの意外にMADMAXな胸筋も注目です。

サウナキャンプ

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【概要】
元プロボクサーの長谷川穂積さんが、大自然の中で行われるテントサウナを初体験レポートする。

【柳橋メモ】
テントサウナを経験したことがなくて、ピュアに感動してくれるサウナーを探していたところ、長谷川さんがヒットしました。フィンランドに行きたい」とブログで書いているところなどにサウナ熱を感じました。

本編では、会話の中で長谷川さんとサウナをつなぐ意外な経歴が明らかになります。

また、川へのダイブをより楽しいものにする「ととのいスライダー」の登場も楽しみにしてください。

その他

【柳橋メモ】
サウナーさんにはきっと楽しんでもらえるミニコーナーやわかる人にはわかる「サウナあるある」を随所に散りばめてます。

あと、タイトルロゴはタナカカツキさんに描いて頂きました。「サウナのためなら!」と快く引き受けてくださいました。

柳橋さんインタビュー

番組が出来上がるまでの道のりを教えて頂けますか?

まず、2018年8月23日に私がサウナと出会いました。サウナと出会って物事の捉え方や人生が変わりました。

そこから全国各地のサウナ施設をかなりハイペースで巡っていったのですが、そのうちにサウナをどんどん愛するようになり「サウナの良さを広めたいな」という思いが生まれてきました。

「サウナ」を「宗教」に置き換えるとスッと話しが入ってくると思います(笑)

年明けに企画書をまとめてテレビ局に提案したところ、1月末頃にBS朝日さんからOKを頂きました。そして2月から企画を詰めていって、2月末より撮影を開始して1ヶ月弱で完成した、という感じですね。

あっという間でしたが尊い時間でした。今後いろんなサウナ関連の番組も増えていくと思いますが、このタイミングで割とコアな事ができたのでよかったです。


-- まずはコンセプトを決めて、企画会議を重ねながら案を出してそぎ落としていった感じなんですか?


コンセプトは初めからただただ私の個人的な感情である「サウナを愛でたい」という気持ちで決まっていました。

サウナを愛でるという軸があったので、会議らしい会議はゼロでした。ピュアな気持ちで愛でればいいだけなので(笑)

サウナ仲間であるスタッフのグループLINEで「こんなのはどうかな?」「明日サウナ施設に撮影いける人います?」なんてやりとりでだいたい進んでいきました。

そういう意味ではサウナっぽい、いい加減な感覚で作って行きました。


-- それは番組の作り方としてかなり珍しいですね(笑) やはり、「愛するサウナだからこそ」という特別な想いがあったのでしょうか?


普段のプロデュース業務は全体のバランスやいろんな思惑を整理しながら番組を考えていきますが、ことサウナに関しては、バランスやしがらみは全無視しました

周りに優秀なスタッフがいたので、その分「自分が誰よりも狂って番組を引っ張っていこう」という思いで突っ走りました。

演出陣に相談なしで、ツイッターで色々募集しました。サウナでととのった後だったので自分で自分を止められなかったのですが(笑)

でも結果、いい流れになり、ナレーターはマキタスポーツさんがツイッターで反応してくださり実際にお願いすることができました。

あと番組に音楽をつける音効さんも名古屋のサウナーさんが手をあげてくれたのでお願いしました。「サウナが好き」という魂レベルで繋がっていたので、データのやり取りで事足りました。結果番組が出来上がったいま現在も、顔すら合わせてないですし、声すら聞いてないです(笑)

「サウナを愛でたい」というタイトルに込められた想いを教えて頂けますか?

これはもうサウナに通ううちにムクムクと湧き上がってきた気持ちそのままなんですよ。ただただ「サウナを愛でたいなぁ」っていう想いが私の中にあっただけです。

それがいつ湧き上がったかというと、あるときサウナに入っていて「自分とサウナが一体化した!」と感じたことがあったんです。

もっと言うと宇宙を感じたような。サウナとは自分であり、自分とはサウナであり、宇宙で全てが繋がっているワンネス感

そう感じたときにすごく愛おしいなぁという感情が込み上げてきたんです。

あ、全然関係ないですけど、いつかサウナイキタイさんとコラボして「サウナメデタイ」というバッタもんのTシャツを作りたいんですよね。デザイン案ももう考えてあるんですけど(笑)

どんなボツ企画がありましたか?

「どこの施設の館内着を着てるでしょうか?クイズ選手権」「熱波師のサウナ室を出てからを追う人生ドキュメント」などがありました。

ネット動画ならやってたんですが、作ってる途中で「あれ?これテレビ番組だった」とふと我に返り、マニアック過ぎか…とボツに。

撮影で苦労したことを教えてください

まず、お客さんのお邪魔になるのだけは避けたいなぁと思ってました

サウナ施設の良さを伝えたいのに、テレビ撮影の都合で、サウナに来ているお客さんの時間を止めるというのは本末転倒でダサいじゃないですか。

エゴでしかない。それこそ、サウナは皆平等というサウナー精神にのっとっていないと(笑)

その時間しか来れないお客さんからしたらはっきり迷惑でしかない。

なので、そこをクリアする逆算で番組を設計しました。

今回撮影でサウナ施設を10数件回りましたが、お客さんを止めたのはサウナしきじさんの10分間だけです。それでも10分止めてしまったことは悔やまれますね。

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-- すごいプロ意識の高さですね。ほかにも技術的な面での苦労とかはなかったですか?


ありました。やっぱりサウナ室でカメラを回すと温度の関係で曇って撮れなくなっちゃうんですよ。

それで撮影がストップしちゃったんですけど、スマホを使うことで問題は解消されましたね。

今回、ほとんどのサウナ室の映像はスマホで撮ってます(笑)

それがきっかけで、スマホだからこそできたサウナー目線の主観映像を発明できました。

水風呂に入るシーンなんかもあるので楽しんでもらえると思います。

撮影で楽しかったことを教えてください

単純に色んなサウナに行けたことは楽しかったですけど、何が一番良かったかって言ったら、撮影を通じてサウナに関わる色々な方と出会えたことですよね。大御所のサウナーだったり、施設の支配人やスタッフさんだったり。

サウナに関わる人たちってみんな本当に優しくてフラットなんです。撮影でお邪魔させてもらったのに逆にお土産を頂いてしまったり、送迎して下さるところもあったりして。

そういう素敵な方々とつながれたことは今後の財産になると思います。

サウナ旅のロケ地が「湯らっくす」だったのには特別な理由があるのですか?

いくつか理由はあるのですが、一番の理由は私が今まで色々と施設を巡った中で、最も自分と施設との波長が合ったことですね。

メディテーションサウナがすごい良くて。暗くて安らげる音楽が流れていて、そこにいるとごく自然に自分と向き合えるんです。まるで宇宙空間に放り出されたような感覚になります。

また、テレビ的な観点でいえば、テレビ映えする仕掛けがあることです。芸能人がMADMAXボタンを押して滝に打たれるのはすごく画になりますよね。

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でも決してエンタメだけではなく、そこにサウナに対する湯らっくすさんの思いがあったからこそ引き寄せられたんだと思います。

旅としても、極論湯らっくすのためだけでも熊本に行く価値がある。そう思いますね。

今後の展望をお聞かせください

サウナ旅」の企画部分を切り取って、それをレギュラー番組化できたら良いなと思っています。サウナを軸に旅をプランして、周辺散策をした後サウナに入るような感じにしたいですね。

全国のサウナ施設をもっと愛でていきたいです。

そのためには今回の特番が話題になるかどうかがカギになってくるので、反響があるといいなぁと願っています。

番組情報

番組名:「サウナを愛でたい」
放送局:BS朝日
放送日時:2019年3月22日(金)深夜24:00~25:00
番組webサイト:
www.bs-asahi.co.jp