プロフィール
サウナネーム:ふらちな
東京都在住
年代:20代
性別:女性
サウナ歴:3年
Webサイト:
・Twitter(個人)
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・Twitter(サウナサークル)
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インタビュー
①サウナに目覚めたきっかけは何ですか?
大学一年生のとき、銭湯神ヨッピーさんの銭湯についての記事を読んで、一度交代浴をためしてみよう!と思い日暮里の斎藤湯さんに行きました。
そこで、こんなに気持ちいいことが人生で存在するのか...!と驚きました。
斎藤湯さんにはサウナがないのですが、その次にいった銭湯が鶯谷の萩の湯で、その広々としたサウナと水風呂、最高の交代浴施設のおかげでサウナにもどっぷりハマってしまいました。
また、エストニアに留学していたことがあるのですが、留学中はじめて訪れたサウナで本当にサウナに心を奪われてしまいました。
全裸のお兄さんたちがサウナストーンにビールをかけて、麦のかおりがふわりと充満するなかで、"Welcome to Estonia!!"と言われたことが忘れられません。
②サウナにはどれくらいの頻度で通っていますか?入浴の流れはどんな感じですか?
頻度
週1,2回。
サウナももちろんですが銭湯という文化がとても好きなので、都内の銭湯に行くことが多いです。
入浴の流れ
頭と体を洗ってから、まず熱めのお湯につかります。
ちょっと温まってきたなと思ったら、タオルで身体をふいてサウナへ入室。
一番上の段の隅が一番熱いよとフィンランドに行ったときに教わったので、それからずっと上の段の隅を狙っています。
せっかちなのではやく温めてはやく冷まして気持ちよくなりたいんです(笑)
いつも特に時間は計測していないのですが、「肌が熱い!もう無理!」となったら退室。
かけ湯をして水風呂でとろけます。
そしてカランにもどり、『あしたのジョー』の有名なシーンみたいな体勢で「ととのい」を感じます。
ここまでが1セット。
毎回だいたい3~5セット繰り返します。
そのあとは銭湯に来る前よりも少し薄着になって、夜風にあたりながら歩くのが好き。わざと一駅分多めに歩いたりします。
ちなみに、わたしは早稲田大学サウナ研究会に所属しているのですが、サークルのみんなとサウナに行くときはそのあとにご飯を一緒に食べながら機関紙についてのお話もしますね。
③あなたにとって「ととのう」とはどういう感覚ですか?
自分の輪郭を失って、まわりの環境と一体化するような感覚。
わたしは水風呂で「私は...水だ!」と感じることが一番多いですが、たまに浴場全体と一体化したり、帰りの電車の車両と一体化することもあります。
④質の高いととのいを得るために工夫していることはありますか?
サウナに入る前に身体の水分をきちんと拭き取ること。
水分をきちんと摂取すること。
それから気持ちいい気分でいるために、自分自身のマナーに気を付けること。
個人的に銭湯やサウナで一番がっくりしてしまうのは、設備が悪いとか清潔でないとかそういうものではなくて、人間関係のトラブルに巻き込まれることだと思っています。
自分と相手、両方なにも悪くなかったとしても言い方だったり価値観の相違だったりで傷ついてしまうことがあるので、問題とみなされかねないことはしないようにします。
水風呂前に汗を流すとか、浴場を出たら身体を拭くとか当たり前のことは気を付ける。
水風呂で顔を洗うとかサウナ内のテレビのチャンネル戦争とか...やりたいけれど怒られるかもしれないことは、あまりこだわりを持ちすぎないようにします。怒られたらがっくりしてしまうので。
⑤サウナ初心者にサウナや水風呂に慣れるためのアドバイスをいただけますか?
人生ではじめての水風呂はやっぱり「忍耐」だと思っています。
「罰ゲームか!?」と思ってもとりあえず30秒入ってほしい。
そしてまた身体を温めて、もう一回入ってほしい...。
辛くても3回くらい試す価値はあると思います!
あとは、最初のサウナ体験は初心者にもやさしいサウナで行うといいと思います。
鶯谷の萩の湯とか、渋谷の改良湯とか、三ノ輪の湯どんぶり栄湯とか。
きれいで設備も充実しているところに行くといいと思います。
そういう銭湯は若い人とか初心者の人も集まりやすいと思います。
いわゆる「ヌシ」みたいな常連さんが幅を利かせているところだと、リラックスして楽しむのが難しいんじゃないかな。
⑥おすすめのサウナはどこですか?どんな特長がありますか?
自分にサウナの快楽を教えてくれた萩の湯は原点にして頂点。だと思っていますが、大学のすぐ近くにある松の湯(早稲田)の温かい雰囲気も大好き。
松の湯のおばあちゃん方は穏やかでやさしいし、学生も多いので居心地がいい。最近は神楽坂の第三玉乃湯も感動しました。
でも!エストニアに住んでいた時のサウナが忘れられません。
エストニアでも50回くらい色々なサウナに入りましたが、5段サウナやエストニアの伝統的なスモークサウナ、水深2メートル水風呂への飛び込み、気温差90サウナ℃の冬の外気浴、フェスティバルで体験したタクシー型サウナとかは強烈で強烈で。
たまにサウナのためだけにエストニアに帰りたいな~と思ったりします。
⑦サウナ以外でおすすめの何かを教えて下さい。
最近、東京のマイナー博物館にいくのにハマっています。
とくに企業がやっている無料の博物館は素晴らしい。
こんなに勉強になるのに無料でいいの...!?と思ってしまいます。
以下の2つの施設は特におすすめです!
①三菱UFJ信託銀行 信託博物館
www.tr.mufg.jp
②Daiichi Sankyo くすりミュージアム
あと、サウナ以外ではなく、サウナに関するおすすめなのですが...サウナサークルの宣伝をさせてください!
早稲田大学サウナ研究会は都内の銭湯・サウナを中心に足を運び、「まち」と銭湯・サウナのつながりを意識しながらその素晴らしさを伝えることを目標としています...!
2019年11月には「放課後サウナ」という機関紙も出版しました。それぞれとサウナのかかわりを記事にしました。私はエストニアで体験したサウナについて書いています...!
こちらから購入可能です。
2020年は、新刊はもちろんサウナや銭湯に関するグッズやイベントを展開していきたいと思うので、応援よろしくお願いします。