ザっくりととのうサウナ入門

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ととのうサウナの入り方をばっちり解説!入り方の基本をおさえてサウナの快楽を体感しよう!

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はじめに

こちらの記事をご覧になっているということは、「なんかサウナに入ると『ととのう』とかいう感覚になるらしいじゃん?」とちょっと気になっているということでしょうか。

「ととのうってなに?」という方のためにざっくり説明しておくと、サウナにおいて「ととのう」とは、「非日常的な快感・解放感を得られること」です。

サウナに入るだけでそんな気持ちを味わえちゃえるなんて、ちょっと興味が惹かれませんか?

そんな「ととのうサウナの入り方を知りたい!」というビギナーの方のために、サウナ愛好家(通称:サウナー)が行う基本的なサウナの入り方をばっちりわかりやすくご紹介します!

ととのうサウナの入り方

ざっくり言うと、下記のような入り方でととのいが得られます。

「サウナ(6~12分)→水風呂(30秒~2分)→休憩(5~10分)」を1セットとして、これを3セット程度

これを行っていると、何セット目かの休憩中にととのいを得ることが出来ます

イラストにするとこんな感じです。


意外かと思われるかもしれませんが、サウナーにとってサウナ室に入ること自体はととのいの準備段階です。必ずしも全員が熱いところが好きなわけではないんです。その後に待っている「水風呂」、そして「休憩」こそが気持ち良さのキーポイントなんです。

なので、まず水風呂に慣れることがととのいへの大きな近道なんですね。

水風呂はほとんどの人がぶち当たる最初の壁ですが、100%に近い確率で越えられる低い壁です。

その点を理解しておくと、グッとととのいに近づくはずです。

ととのう以外に期待できるサウナの効果

ととのうサウナの入り方は、実は快感が得られるだけじゃなくて、からだにも良い効果が沢山あるんです。

代表的なところでいうと以下の効果が期待できます。


メンタルケア

快眠

美肌効果

婦人科系のトラブル予防

冷え症の改善

思考のリセット

免疫力アップ

疲労回復

ご飯がめっちゃ美味しく感じる


キーワードとしては「自律神経の安定」「血行促進」「思考停止(強制)」です。

理屈を詳しく知りたい場合はぜひ下記の記事をご覧ください。

zakkurisauna.hateblo.jp


このように、ととのうサウナの入り方というのは、快感を得られるし健康に良いしで一石二鳥な入り方なんです。

なのでぜひ試しに数回チャレンジしてみてください。水風呂に入れるようになったり、何回か通って休憩を重ねるうちに「あ、これがととのうって感覚かもなぁ」とわかってくると思います。

入り方のポイント

なお、サウナ・水風呂・休憩それぞれの工程においていくつかの押さえておきたいポイントがあります。そうすることでととのいを得やすくし、また体への負担も少なくすることができます。

以下にまとめたので、軽く目を通してください。

前準備

なるべく一時間前くらいから水分補給しておく(脱水症の予防)

洗体しておく(発汗促進&マナー)

・湯船に軽く入っておく(発汗促進)

・深呼吸やストレッチをする(リラックスして臨むと効果が高まりやすい)

サウナ

・タオルで軽く体を拭いてからサウナ室に入る(発汗促進&マナー)

・慣れないうちは、辛いと感じたらすぐ出る(事故防止)

・慣れないうちは、入口近くの下段に座る(サウナ室の中で一番低温で換気が良い)

・サウナから出た後は必ずかけ湯やシャワーで汗を流す(マナー)

水風呂

・慣れないうちは、かけ水ではなくかけ湯をする(水風呂への抵抗感を作らない)

入る時は胸とおへそに手を当てる(冷たさの軽減)

思い切ってスッと肩まで浸かって無心で10数える(ゆっくり入る方が辛さを感じやすい)

・浸かっているときはなるべくじっとする(冷たさの軽減)
※なんとなく皮膚に温かみを感じて「意外と大丈夫かも」となるはず。しんどいままだったらすぐ出ましょう

休憩

・休憩前に軽く体を拭く(湯冷め防止)

・椅子に座って目をつむってゆっくり深呼吸(ととのいをお迎えするイメージ)

・血流や鼓動など、自分の内部に意識を集中させる(内部の変化を感じ取る)

入浴後

必ず水分補給(脱水症の予防)

・汗が引いてから着替える(湯冷め防止)

・着衣後に可能ならベンチなどで休憩(ここでととのう人もいる)

サウナと水風呂に慣れるために

最初のうちは、上記の注意とかを守ったところで「そもそもサウナが熱くてムリ」とか「水風呂冷たすぎ死ぬ」という壁にぶつかってしまうかもしれません。たぶんぶつかってしまうことでしょう。

そんなときのために、苦手意識を克服するためのコツもお教えしておきます。

サウナ

頭にタオルをかけて、軽く口をふさぐ

これだけでだいぶ呼吸が楽になります。ぜひ試してみてください。

水風呂

心臓とおへそに手を当てて入る

水風呂に入った時に一番寒さを感じる部分が心臓です。そこに手を当ててあげることで手のひらの熱が心臓を守ってくれるので、寒さを軽減してくれます。

また、おへそにも手を当てておくと更に楽です。東洋医学では「おへそ周辺が冷えることで内臓機能が低下して末端まで冷える」ということが言われていたりするので、そういう影響があったりするのかもしれません。(論より証拠だと思うので試してみてください)


「温度の羽衣」を感じる

意味不明なワードに戸惑うかもしれませんが、サウナ界隈ではとてもポピュラーな用語です。

水風呂に入ってじっとしていると、肌と水風呂の間に「わずかな温かみ」を感じられるようになります

そのわずかな温かみに集中していると意外と冷たく感じないんです。というか、むしろその状態を「気持ちいい」とさえ感じるようになります。

ただ、誰かが水風呂を出入りして波立つとその温かみはたやすくほどけてしまいます。ゆえに「羽衣」なんです。


478(ヨンナナハチ)呼吸法をする

「4秒息を吸って、7秒息を止めて、8秒息を吐く」という呼吸法です。

ググれば詳しく出てきますが、リラックス作用がある呼吸法で、眠る前などにやると効果的だと言われています。

ただ、ここでこの呼吸法を行うキモは、「カウントに集中する」ということです。

これによってだいぶ冷たさから意識を逸らすことができます。


他にもいくつかコツがありますので、興味がある方は下記の記事を読んでみて下さい。
zakkurisauna.hateblo.jp

気を付けておくべきこと

なお、サウナに入ることが良いことしかないかというと、必ずしもそうとは限りません。血管には負荷がかかりますし、髪も傷みます。そういうデメリットがあることも忘れないでおきましょう。

zakkurisauna.hateblo.jp

おわりに

今回紹介したこの入浴方法をすれば100%ととのう、というわけではありません

体調が良くなかったり施設のセッティングが自分に合わないときなどは、全然ととのわなかったりすることもあります。

特に水風呂で快感を得られないときは大体ととのいません

なので、一度ととのわないからといって諦めるのではなく、「そのうち来るでしょ」とのんびり構えて何度かチャレンジしてみてください。