日本サウナ祭りとは
読者の皆様は「日本サウナ祭り」というものをご存知でしょうか?
2015年からフィンランドサウナクラブの方々が主催されているもので、サウナの日(3月7日)に近い日程で長野県の小海という地域にあるフィンランドビレッジという場所で行われるお祭りです。
多種多様のサウナに入ったり、用意された水風呂や氷の張った湖に飛び込んだり、外気浴をしたり、ご飯を食べたり、お酒を飲んだり、のんびりとビレッジで一日を過ごすのです。
ビレッジ自体がそんなに大きくないことや運営の方々が非営利目的で活動されているため、参加できる人数には限りがあり、2017年は150人、2018年は200人という定員でした。
2018年は定員200人に対して応募開始から2分で1000人超の応募が殺到して応募が打ち切られるという即完状態だったようです。
来年以降は更にお祭りの認知度が高まり応募者数が増えるでしょうから、どんどん狭き門となっていくことが予想されます。
非営利目的なので、参加費はたったの3,700円。これで丸2日サウナに入り放題なのです。(サービスでポカリやミントティー、コーヒーも飲めました)
なお、用意されたサウナは2018年だと下記の通りで、
- 本館内サウナ(電気ストーブサウナ)
- 別館内サウナ(電気ストーブサウナ)
- テントサウナ(薪サウナ)※大小複数種類
- ドームサウナ(薪サウナ)
- サウナトースター(移動式薪サウナ)
- カメラ(薪サウナ)
- サウナワーゲン(自走式電気ストーブサウナ)
- ピットサウナ(古式スモークサウナ)
と、こんなにも色々なサウナがあるのです。ちなみに全サウナセルフロウリュ可です。
イベントも様々企画されており、2018年では、
- 本場仕込みのウィスキング(写真家・東海林美紀氏)※ヴィヒタで体をペシペシ叩く行為
- サウナヨガ(若狭隆子先生)
- サウナハットワークショップ(ほりゆりこ先生)
- エンタメロウリュ(芸人兼マルシンスパ熱波師・マグ万平氏)
- サウンドロウリュ(作曲家・とくさしけんご氏)
- エレガントすぎるロウリュ(ニコーリフレ熱波師・渡会広志氏)
- スナックぬれずきん(濡れ頭巾ちゃん氏がマスター)
- とくさし喫サ店(とくさしけんご氏がマスター)
- サウナイト(サウナ好き文化人によるトークイベント)
と、バラエティに富んだラインナップでした。
ざっくりな感想
一言で言えば、
「最っっ高!!」
もうこれだけです。
新しいサウナ体験の連続で全身が覚醒しまくりで、普段のサウナとは全く違う感覚でした。参加者みんなが新しいサウナ観を開眼していたと思います。
その中で敢えて個人的なベスト体験をピックアップするならば、若狭隆子先生のサウナヨガと渡会広志氏のエレガントすぎるロウリュですね。
サウナヨガによる心地よい発汗と爽快感、渡会氏によるパワフルだけどエレガントさとマイルドさを兼ね備えた絶妙なロウリュの新感覚は忘れられません。
だからこそ、来年以降もこのお祭りが開かれるのであれば、行ったことの無い方々が優先的に参加出来る仕組みになると良いなぁと思います。
全サウナーにこの最高さを味わってもらいたい、新しいサウナ観を開眼してもらいたいと思います。こうやって他者を思い遣れる気持ちになれたのも今回の体験で開眼した一要素だと思います。
もちろん私自身も凄く行きたい気持ちはあるんですけどね、でも行きたくても行けてない方々が沢山いる中で連続参加しちゃうっていうのは個人的にはフェアじゃないなと思うのです。
だから例えばボランティアスタッフとしてとかであれば、喜んでお手伝いさせて頂きたいですね。
というわけで、まだ行ったことの無い方は来年以降なんとか行けるよう最大限の努力をしましょう!ということを強くお薦めします。
詳しいレポートはvol.2以降お送りしていきます。