ザっくりととのうサウナ入門

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「日本サウナ祭り2018(第3回)」参加レポートvol.5 2日目(前半)

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午前中

2日目は8時過ぎまでぐっすり寝て朝ごはんを食べて、10時前には会場へ。
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友達へのお土産に『サ道』や『はじめてのサウナ』のサイン本を購入しようと物販スペースに行ったら突然「やのしんさん!」と声を掛けられてビビったのですが、振り向くとなんとニコーリフレのエレガントすぎるロウリュで有名な渡会広志氏

実は、私も渡会さんもSOTさんのオンラインサロンのメンバーで、サロン内で少しだけ交流させて頂いていたのですが、まさかそれで顔をちゃんと覚えて渡会さんの方からお声を掛けて下さるなんて恐縮すぎる出来事でした。

素敵な笑顔で気さくにお話して下さって、ちょっと一緒にいただけで惚れてしまいました。人を惹きつける魅力にあふれたお方でした。

「ロウリュやるときはぜひ教えて下さい!」という図々しいお願いをした後、お土産を買って(ついでに自分用のTシャツも買って)、いざサウナ!ピットサウナはまだ準備中っぽかったので湖のそばの小さなテントサウナでスタートすることに。

近くにいたスタッフさんに「今日は何時頃から準備されているのですか?」と尋ねると、「一番早い人で4時ですね」との返答が!ピットサウナは使えるようになるまでに6時間ほどの準備が必要らしくて、その準備にあたった方が早起きをされたのだそうです。

本当にスタッフの皆さんには頭が下がる思いです。

さて、テントサウナに入ってみると、思ったより熱い!噂では「テントサウナはあまり熱くならない」と聞いていたのでこれには3人共びっくり。

小型のテントで熱や蒸気が室内に充満しやすかったからではないかという推論に至り、自分たちが購入(または自作)するテントもこのサイズにしよう、なんて話をしながらロウリュして真似事の熱波をして汗びっしょりになりました。
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テントから出てすぐに湖があるので、熱さを保ったまま湖にダイブ!刺すように冷たいけど今日は気持ちいい!熱を帯びたままの状態と、ちょっと外気にあたりすぎて熱が冷めた状態とでは全然感覚が違いました。今後自分たちでテントサウナをやるときの参考になりました。

あと2日目の湖は1日目より若干水温が高かったように感じました。といっても20秒くらいしか入れませんでしたけどね。

一発目からかなり良いセッションが出来て気持ちの良い滑り出しだなーと思っていたら、さらにタイミング良く数分の待ちでピットサウナにも入ることが出来ました。

このサウナは洞窟のような構造で作られているので、基本的にほとんど光の入らない暗闇の空間。そこに薄ぼんやりと燃える窯の中の火。そしてなぜか吊るされている肉塊。

原始的で神聖な雰囲気でじっくりと燻されていきました。とても心地よく、清々しい気持ちになりました。朝4時から準備して下さったスタッフさんに改めて感謝。
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ピットサウナから出た我々は次に大きめのテントサウナに。やっぱり大きいテントになってしまうと熱と蒸気が充満する前に外に逃げてしまうようでポカポカと温まる程度にとどまりました。

そこで偶然、昨日お話したサウナラボお客様第一号の方と一緒になって、「サウナイトで何かもらいました?」と聞いたら「連れがトナカイの毛皮をもらいました」と!なんと!あの!

で、お連れの方に「あれ何か使う用途あります?」と伺ったら、「部屋に敷きます」とのことでした。なるほど敷くパターンがあったか。

しかしすごいですね、カップルだったんですけど、片やサウナラボのお客様第一号で、もう片やサウナイトでトナカイの毛皮をもらった人ですからね。サウナ界のビッグカップルここに在りです。
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驚くことや良いことは重なるもので、大型テントサウナから出てほどなく渡会さんが声を掛けてきて下さって「これから本館でロウリュやりますよ」と教えてくれるではないですか!超良い人

読んだことは無いですが舞城王太郎の小説『好き好き大好き超愛してる。』というタイトルが頭をよぎりました。
bookclub.kodansha.co.jp

エレガントすぎるロウリュ体験

急いで本館サウナに入り、渡会さんのエレガントすぎるロウリュのスタート。

丁寧な言葉遣いで自己紹介とロウリュの流れを説明するさま、タオルを畳んだり開いたりするさま、そして熱波を送る所作、全てにおいてエレガントすぎました

見てるだけでうっとりしてしまうし、送られる熱波も柔らかくまとわりつくような気持ちよさがありました。1人に対して3回仰ぐ動きに合わせて「イチ!ニ!サウナー!」と全員で声を出すのはニコーリフレ流

そしておかわりは1人に対して10回。皆で声を出しながらおかわりを進めていく。

場のボルテージとともにアロマ水をストーンにかけてどんどん蒸気を充満させていく渡会さん。おかわりを3人やるごとにアロマ水をかけて体感温度がどんどん上昇していく

順番的に私の直前で最後のアロマ水が掛けられることになる。そして掛けられたけど待って!渡会さんこれ、危険な熱さ!と思った頃には笑顔の渡会さんから繰り出される熱波が襲来!イタイイタイ!めちゃ痛い!呼吸できないし!なんかしびれてきたし!

…人生で初めてロウリュの熱波から身体が本能的に逃げようとしていました

でもすし詰め状態だったんでまったく逃げられなかったんですけど。よくわかんないけど江戸時代の拷問かと思うほど強烈でした。とにかくマジハンパなかったです。

ロウリュが終わってサウナ室を出ると過去最高級の爽快感に恍惚として、絶対Sであることが判明した渡会さんとがっちり握手をしてお礼を述べ、そして湖へ。

通常であれば本館から湖へ向かう途中の外気で熱が冷めてしまうのですが、渡会さんのサディスティックエレガントロウリュのおかげで身体がホッカホカかつ感覚が破壊されていたので熱気を保ったまま湖にダイブ!

もう慣れたものでスイスイ泳いだりして身体をグッと締めました。

(vol.6に続く)
zakkurisauna.hateblo.jp