ザっくりととのうサウナ入門

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サウナと水風呂に慣れるための12の入り方テクニックを紹介!これであなたもととのい上手!

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はじめに

サウナに関心を持ち始めても、始めはちょっと尻込みしてしまうことが多いと思います。

サウナの熱いのがしんどい水風呂が冷たくてムリ、っていうのが尻込みする要因の2大課題ではないでしょうか。

それらを解きほぐしていくことからサウナへの道は始まります。

なので、これらの懸念をちょっとでも和らげられるような助言を簡単に記したいと思います。

「サウナが熱い」を克服するには

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・サウナ室では下段に座る

熱は上に溜まっていくものなので、段差がある場合は一番下の段が低温エリアになります。

一段の違いで10℃近く温度が変わると言われています。

・かがむように座る

背筋を伸ばして座るのと、かがんで座るのとでは段差で言えば一段分くらい差があります。

かがんだ方がより低温になります。

・入口近くに座る

人の出入りでドアが開くので、その時に外の空気が入ってきます。

涼しさを感じることができ、呼吸も楽になります。

・タオルを頭にかけて軽く口をふさぐ

こうすることで熱気が少しシャットアウトされるので、呼吸が楽になります。

・サウナに入る前に一瞬水風呂に浸かる

理屈としては単純で、身体がすぐに温まって熱いと感じてしまうのなら、直前に身体を冷やせば温まるまでにちょっと時間かせぎが出来るというものです。

ちなみに、これはサウナーの間では「水通し」と呼ばれるテクニックのひとつです。

・冷水を口に含んでからサウナに入る

これに何の意味が?と思うかもしれないんですけど、意外とこうするだけで気が紛れるんです。

意識を口の中の水に集中させて、それが徐々にぬるくなっていくのを感じているとちょっと時間稼ぎできます。

「水風呂が冷たい」を克服するには

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・サウナにギリギリまで長く入る

できる限り体を温めて「体が火照ってるなぁ」と感じている状態で水風呂に入った方が、心地よさを感じやすいです。

でも「そもそもサウナに入るのがしんどいんじゃ!」という方も多くおられると思います。

そういう場合はサウナではなく熱めの湯船で温まってから水風呂に入ることで、水風呂に慣れていくと良いと思います。

・汗を流すときの掛け水をお湯にする

掛け水を冷水にすると、それだけで「あ、冷たっ」と抵抗が芽生えてしまいがちです。

・ゆっくり入らずドボンと肩まで浸かって10秒我慢してみる

ゆっくり入っていると頭が「冷たいムリ!」と拒否反応を示してしまいます。

なので、いっそ思い切ってドボンと入って10秒だけ数を数えながら我慢してみましょう。

10数えたあと、「あ、意外といけるかも」となりますよ。(ならなかったらすぐ出てネ)

・深呼吸をしてゆっくり息を吐きながら入水する

なんでかわからないですけど、こうした方が冷たさを感じにくいです。

ポイントは息を吐いていることに意識を集中させることです。

・体にまとう膜を感じる

意味不明ですよね。

これはサウナーの間では「温度の羽衣」と言われるものなのですが、水風呂に入ってじっとしているときに皮膚に意識を集中させると、「なんか薄ーくぬるめの膜が体を覆っているっぽい」と感じられることがあるんです。

しかしこれは水風呂が波ひとつ立っていない状態でないとキープしにくい感覚で、人の出入りで波打ったり、そもそも水風呂がバイブラでボコボコ泡を立てていたりしたらその膜は簡単に剥がれてしまいます。

場所やタイミングを計って試してみて下さい。

478呼吸法を行う

「ヨンナナハチ呼吸法」と読みます。

4秒息を吸って、7秒息を止めて、8秒息を吐くという呼吸法です。リラックスを促す呼吸法で、よく寝つきを良くするために推奨されるものです。

秒数をカウントすることに集中していると、意外と冷たさを忘れることが出来ます。

おわりに

と、まずはこの辺りを試してみて下さい。

やってみて自分に合うか合わないかわかりますし、「こうしたほうが楽だな」とひらめくこともあるかと思います。

多少時間がかかると思いますが、試行錯誤して慣れていきましょう。

そうなったらサウナの奥深さにどんどんハマっていきますよ!