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サウナの守り神・トントゥとは?クリスマスにも活躍する妖精をやさしく解説【おのP】

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はじめに

トムテ(スウェーデン語Tomtar、英語Tomte、ノルウェーとデンマークでは ニッセ(nisse)、フィンランドではトントゥ(tonttu)と呼ばれる)は、北欧の民間伝承に登場する妖精である。小さな子供くらいの大きさで赤い帽子をかぶり、農家の守護神とされている。優しい性格で農家に繁栄をもたらすが、一方で気難しく、大事に扱われなければその家や捨て去ってしまう。また、いたずらをされた場合には仕返しをする。北欧圏では、クリスマス(ユール)にはトムテに粥(ポリッジ)を供える習慣がある。
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%86

冒頭Wikiという荒業は賛否両論です🤔

さて皆様、『トントゥ』をご存知でしょうか?

神戸サウナ&スパがホームの方は「知らないサウナーなんているの?え?マジで?出島?マジ出島」と言いたいでしょう。気持ちわかります。

しかし意外とトントゥ有名じゃないことが発覚した(やのしんがトントゥのトの字も知らなかった)ので記事に起こすことにしました。

そもそもトントゥとは?


冒頭Wikiの通りトントゥは北欧の妖精です。

この妖精さんは簡単に言うと、人間が幸せに暮らす手助けをこっそりしてくれる優しい小人。

外見は、灰色か濃紺のぼろぼろの服をまとい鮮やかな赤の帽子、灰色のあごひげ、指は4本で耳は尖っており、背丈は小さな子供くらい。
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ただしご褒美をあげて機嫌をちゃんととらないとタコ殴りにしてくる気難しい部分もあります。

サウナと何の関係が?


トントゥはフィンランドだけではなく北欧に広く伝わる妖精です。

国によって多少特徴も違いますが、基本的には分業制で人間のフォローをしてくれるようです。

家畜の世話をするトントゥがいて、家の雑務をこなすトントゥがいて…とそれぞれ持ち場があるんですね。

その中でフィンランドにおいてはサウナを守る「サウナ・トントゥ」がいるとされてきました。

フィンランドでは古くからサウナは結婚式の前夜に身を清める、死後遺体を清める、お産を行うなど極めて神聖な場所とされてきたからでしょう。

ちなみにフィンランドでは「サウナ・トントゥが最後に入るからサウナはキレイに使いなさい」と子どもたちに言い伝えるそうです。素敵エピソードですね。

サンタクロースとトントゥ


ちなみにサンタクロースのお手伝いをするトントゥをサンタクロース・トントゥといいます。そのまんま。

サンタクロースのお手伝いは特に大事な仕事だそうです。

そこでサンタクロースがいるフィンランドのロヴァニエミ市公認、フィンランド大使館監修のトントゥ検定という試験があるので紹介しておきますね。

www.exgroundroop.co.jp
(私は3級に1発合格でした!自慢にならないって?🤔)



せっかくなのでトントゥについて知ってもらい、サウナの中でトントゥの気配を感じ、時には話しかけ労うくらいの気持ちを持っていただけたら嬉しいです。

実際にはただの独り言にしか映らないので「アブネーやつだな」って思われますが、その感謝のココロは美しいと思います🤔

周りのサウナーと、トントゥに優しく。みんな思いやりを持ってキレイにサウナを満喫しましょうね。


最後に

森のトントたち[堀江美都子][LP盤]

森のトントたち[堀江美都子][LP盤]

1984年にフジテレビ系で「森のトントたち」というクリスマスシーズン以外のトントゥを題材にしたアニメが放映されていたそうです。

この頃小学生だった今40代中盤くらいの層にはトントゥ実は有名かもしれません。

深夜でも夕方でもいいから再放送してくれないかなぁ🤔

(おのP)