はじめに
こんにちは、サウナだけでなく銭湯も大好きなやのしん(サウ上彰)です。
先日、現役最高齢の銭湯絵師・丸山清人さんが北千住の「Sd Coffee」という喫茶店の壁にペンキ絵をライブペインティングするイベントがあったのでお邪魔してきました。
senjupress.info
もともと先約の予定が昼に入っていたので、2時間しか居れず完成までは観ることができませんでしたが、それでもとても満足度の高いひとときでした。
見学へ
イベントが始まる10時ジャストに到着すると、作画はまだ始まっておらず、助手の勝海さんがマスキングテープを貼っていたり丸山さんが取材対応していたりと準備をしているところでした。
驚いたことに、見学する席が作画をする壁と距離にして2m程度の超至近距離で(喫茶店の構造が細長い作りだったため)、一挙手一投足をしっかりと目に焼き付けることが出来たのは非常に興奮するところでした。
結局30分くらいはずっと準備をしていて、作画が始まったのが10時半過ぎからでした。
そこからが速いのなんのって。
チョークで大まかなアウトラインを引いて、そしたら一気にガーってローラーで空を塗っていきます。
空を塗るのは勝海さんの担当。
それから丸山さんが富士山を描いていくんですが、刷毛を3本持って進めていくんです。濃い色のやつ、薄い色のやつ、中間のならす用のやつ、みたいな感じで。
あっという間に富士山が出来て、そこから微調整していきます。
「今日は雪多めですね」って勝海さんがおっしゃっていました。確かにそうかも。
それが出来たら雲とか小っちゃい山々(?)的なのももちろん3刀流で。
ここまでが上半分で、下半分は湖とその周りの景色(たぶん)。
大胆にガーっとローラーでやっていきます。
…というところで僕のタイムリミットが来てしまいました。なので、周りの景色、たぶん木々とか松とかを描かれたと思うんですが、それは見られず。
なので、今度完成版を観に改めてSd Coffeeさんを再訪しようかなと思います。
北千住には歴史的価値のある銭湯がいっぱいありますからね、その銭湯巡りを兼ねて。
おわりに
全体を通しての感想は、現場が非常に和やかだったなーというのが印象的でした。
師弟の関係も良好そうで、軽妙な掛け合いがあったりして見ているこちらが微笑ましい気持ちになりました。
プレスの方々もフレンドリーに声を掛けて下さったり、お店の方も丁寧に対応をされていたり。
銭湯に関わっている方々ってみんなそんな感じなんですよね。
だから足を運びたくなるんです。
画像コーナー
…はい、ということで以下はお待ちかね画像コーナーになります。
これをご覧になって「良い絵だなぁ」と思ったら、ぜひ実物を観に行ってくださいね。
というのも、ペンキ絵は凹凸があったり、独特の照りがあったり、写真と実物では結構印象が違うんです。
ブルーハーツ風にいうなら「写真には写らない美しさがある」んです。
準備中
マスキングテープ貼り中
勝海さんがいつもの手拭い忘れただかで違う柄のを使うことになって、でも師匠と一緒がいいから師匠も同じのに替えて下さいとお願いしてるところ
まだ真っ白
チョーク入れ開始
入れ入れ
入れ入れ
入れ入れ
全体のバランスを観るために引きで見る丸山さん。僕と距離にして数十cm。どきどき。
全体のバランスを観るために引きで見る勝海さん。僕と距離にして数十cm。どきどき。
カッコよく撮れたと思っている一枚
チョーク入れおわり
ペンキ塗り開始。まずは丸山さんが空をローラーで山との境目を
丸山さん空おわり
勝海さんへバトンタッチ
ぬりぬり
丸山さん富士山開始
あっという間に富士山ぽい
2人作業。この写真も好き。
空おわり
富士山はつづく
つづく
湖との境目ゾーン
山々ゾーンにも着手
見守り&学び中の勝海さん
山々
雲々
雲々々
山々を濃く
右側も
上半分ほぼ完成
湖開始
ぬりぬり
ぬりぬり
ぬーりぬり
ここで僕がタイムアップ。残念。
おわり