プロフィール
サウナネーム:サウニスト課長補佐代理見習い
住まい:東京都23区内
年代:アラフォー
性別:男性
サウナ歴:2年
Webサイト
https://twitter.com/saunistminaraitwitter.com
インタビュー
①サウナに目覚めたきっかけは何ですか?
仕事で鬱々としていたあるとき、ふと深夜の「久保みねヒャダ こじらせナイト」という番組を見ていたところ、レギュラー出演者のヒャダインさんが強いサウナへの愛と「サ道」の素晴らしさを語り始めたのを見たのがきっかけです。
僭越ですが、あまり交友関係も広くせず、自分の世界を大切にするタイプのヒャダインさんには勝手に親近感を抱いていました。
そんなヒャダインさんがハマるなら、自分にも合うかもしれない、「ととのう」体験が自分の苦しい心理状態を助けてくれるかもしれない、そう思ってサウナを試してみようと思いました。
初めてサウナを経て水風呂から上がったときの驚きは今でも覚えてます。身体中を血液が巡りに巡って、死にかけていた精神が蘇るような気持ちでした。
②サウナにはどれくらいの頻度で通っていますか?入浴の流れはどんな感じですか?
・頻度
週に2、3回の頻度になります。
子供の面倒をまだ結構見なくてはならないので、寝かしつけが上手くいった日はサウナに出かけます。
ちょっと離れたサウナまでダイエットも兼ねて歩いて訪問するようにしています。
・入浴の流れ
入浴方法は、オーソドックスにサウナ室と水風呂の往復を3セット、外気浴休憩は最後にだらり、という感じですね。
ただ子供の寝かしつけが遅くて時間に余裕がない時は2セットとかになってしまったりしますが。
③あなたにとって「ととのう」とはどういう感覚ですか?
サウナに通い始めて2年程度経過しますが、ニルヴァーナに到達したような感覚は実は数えるほどしかありません。
上手くいくと、外気浴の時に自分と世界との境界線がなくなり、風が自分の体を吹き抜け、「全ての迷いはまやかしである」くらいまで悟れたりするのですが。
そこまで至らなくても、サウナの暖かさに感謝し、水風呂で火照った体を冷やすことに癒しを感じる、そのサイクルだけでも十分に楽しんでおります。
自分はわりと同じことをくよくよと思い悩むことが多いのですが、熱い、冷たい、という感覚で脳を満たすことで、そのクヨクヨの連鎖、呪縛から逃れることが出来るので非常に助かっています。
④質の高いととのいを得るために工夫していることはありますか?
まず体調をサウナに耐えられるくらいに健康に保つこと。
全てのベースだと思います。
次に、しっかりと温まるけれど、水風呂には入り過ぎないこと。
ととのうためには外気浴時に「適度な発汗」が必要というのが私の仮説です。
水風呂で閉まった汗腺から節度のある発汗があり、そこに外気浴時の風で気化熱を奪われることで心地よさが生まれるのではないか、と考えています。
最後ですが、ここは工夫が難しいのですが、休憩場所に適切な気温と風量があることが大切だと考えています。
⑤サウナ初心者にサウナや水風呂に慣れるためのアドバイスをいただけますか?
サウナ室何分、水風呂何秒、休憩何分、みたいな目安はありますが、あくまで目安です。
何もわからない時はとりあえずそれに従うのもよいと思いますが、自分が熱すぎたり冷たすぎると感じたらすぐに離れて次の工程に移って良いのかな、と思います。
その日の気温や体調で自分の限界は大きく振れることはあって自然だと思いますし。
体質もあると思います。
汗が全然出ずにサウナ室に入ると肌が痛む感じがするなら、普段の水分摂取量が足りてないかもしれないし、そもそも運動不足すぎて汗腺が寝てるのかもしれないし。
どうしてもダメなら湿度が高めのサウナをそもそも選ぶ(良いスチームサウナのあるアダムアンドイブとか)、なんてことも考えられるかもしれません。
⑥おすすめのサウナはどこですか?どんな特長がありますか?
たくさんありますが新宿のテルマー湯は良く行きます。
どの要素も平均的に高いレベルでまとまってると思います。サウナ室も広くて快適、水風呂もやや冷たい部類にはいる温度ですし、外気浴も問題なく楽しめて、清潔だしご飯も美味しいです。
thermae-yu.jp
他もセルフロウリュが楽しめるサウナ室のあるマルシンスパ、ヨモギの高温スチームサウナと良く冷えた水風呂のあるアダムアンドイブ、熱量に感謝の念すら覚える妙法湯、とにかく快適なタイムズスパレスタ、などなど。
marushinspa.jp
⑦サウナ以外でおすすめの何かを教えて下さい。
遠目のサウナまで走って行って、汗をサウナで流して電車で帰ってくるのはとてもダイエットに効いてます。
サウナをエサに走るモチベーションを上げてく仕組みです。