プロフィール
サウナネーム:ドズル
お住まい:東京
年代:30代
性別:男性
サウナ歴:1年
webサイト:
▼YouTubeチャンネル「ドズぼん・ザ・ゴールデン」
www.youtube.com
▼Twitter
twitter.com
インタビュー
①サウナに目覚めたきっかけは何ですか?
僕は2019年の末頃にサウナに目覚めたんですが、それ以前から自分の仕事であるYouTubeの界隈や社長つながり(※)でサウナを趣味にする人が徐々に増えて来ていて、すごく気になっていたんですよ。
(※)ドズルさんはYouTuberかつ株式会社ドズルの代表取締役でもある
それである時、日頃お世話になっているYouTubeアナリストの関口ケントさんに誘われて錦糸町のニューウイングに行ったんです。
それまではサウナもあまり入らなかったですし、水風呂もちゃんと入ったことはなかったからか、初めて3セットしっかりと「サウナ・水風呂・外気浴」を体験した時はまだそれ自体が気持ちいいとは思えませんでしたね。とりあえず言われた通りにやってみただけという感じで。
でも、3セットを終えて館内着に着替えた後、食事処でお酒を飲んだときに急にととのいが「ガツーン!」とやってきたんですよ。それで目覚めてしまいましたね。
その後、サウナに目覚めたことをツイートしたら、界隈の仲間からお誘いの声を頂いて「誰かと一緒に」っていう形でサウナに行くようになって、次第に一人でもサウナに通うようになりました。
②サウナにはどれくらいの頻度で通っていますか?入浴の流れはどんな感じですか?
頻度
コロナが流行ってからはリスクがあるのでサウナは控えているんですけど、その前は週3で通っていましたね。
ドラマ「サ道」に出てきた施設や、同行する人がオススメする施設に行ったりしていました。
入浴の流れ
そんなに特別なことはしていないと思いますが、まずは体を洗ってお風呂に入ります。
僕は出身が大分で、温泉とともに育ってきたので湯船に浸かることがすごく好きなんです。
お湯から出たら「サウナ・水風呂・外気浴」をきっちり3セットやります。2セットでも4セットでもなく、3セットです。
あと、入浴後にお酒を飲んで食事をするのも流れのひとつになっていますね。
ちなみに、サウナと水風呂に入る時間は決まっていなくて、その日の体調や施設のコンディションと相談して調整しています。
サウナは「そろそろ出たいな」と思ってからプラスで30秒我慢、水風呂は「寒く感じてきたな」と思ってから15秒我慢して出るというのがマイルールですね。
そのちょっとの我慢をすることで、外気浴の時のととのいがすごく良いものになるんです。
③サウナに通うことでどんな変化がありましたか?
何と言っても「友達が増えたこと」が大きいですね。体の変化とかじゃなくて(笑)
YouTube界隈って配信内容のジャンルが違うと「お互い名前は知っているけど関わりが薄い」みたいなことが結構あるんです。
でも、サウナはその垣根を取っ払ってくれるんですよ。
サウナ好きYouTuberのネットワークが出来ていて、僕もその中に入れてもらったことで色んなジャンルのYouTuberとの接点が出来ましたね。
みんなで「どこどこのサウナに行ったよ」とか「あそこのサウナが良いらしい」みたいな情報を共有し合ったり、一緒にサウナに行く人を誘い合ったりしているので、継続的なつながりにもなるんです。
サウナに入ったあとに一緒にご飯を食べる時間も関係構築の上で重要な役割を担っていて、普通にご飯を食べに行く時よりも確実に仲良くなれるんですよ。
お互いととのって良い気分になっているからなのか自然と話が弾むので、初対面だったとしても距離がグッと縮まるんです。
また、社長という立場から変化について考えると、柔軟性のある思考力が身につきましたね。
どういうことかと言うと、僕はサウナに行く時は必ずそのとき抱えている課題をひとつ用意して、サウナ室の中でそれについて考えるんですね。
集中して考えたあと水風呂に入って外気浴をすると、一旦思考がリセットされて何もかも忘れることが出来るんです。
それで次のセットでサウナ室でまた同じテーマについて考えるわけですが、一旦リセットされているからさっきとは違った角度から考えられるんですよ。
だから、3セットすればひとつの課題について3つの異なる角度からのアプローチが出来るんです。
この思考法は特にビジネスマンの方にオススメしたいですね。
④あなたにとって「ととのう」とはどういう感覚ですか?
僕は1回のサウナ体験の中でも色んなととのいを感じるタイプですね。
1セット目の外気浴では「ぐわんぐわん」という感じのととのいで、目をつむると回転しているような感覚になります。
それが3セット目になると「ふわふわ」とした浮遊感に変わっていきます。ほろ酔いの気分が感覚として近いです。
そして、入浴後にお酒を飲むと、酔い方がいつもと違うんです。すごく気分が良くなって、酔った時のテンションがめちゃめちゃ上がります。
⑤質の高いととのいを得るために工夫していることはありますか?
サウナと水風呂の温度に高低差があったほうがぐわんぐわんしたととのいを得られるので、サウナ室ではひな壇の最上段に座るようにしています。
それと、先ほども言いましたけど、時間は気にせず自分の感覚を大事にして、自分が「キツいな」と感じてからちょっとだけ我慢するのもポイントです。
あとは、友だちと一緒に行ったとしても休憩中は喋らないことですね。喋ってしまうと気持ちが散漫になってととのえなくなってしまいます。
他にも、サウナや水風呂の入り方について積極的に人の真似をしていますね。
誰かと初めて一緒にサウナに行ったときは、まずは一旦その人の入り方を真似てみます。
それで、その入り方が自分に合うかどうかを試して常にアップデートしています。
⑥サウナ初心者にサウナや水風呂に慣れるためのアドバイスをいただけますか?
「最初はとにかく3セットをきちんとこなしてみること」を強く推奨したいですね。
今までサウナや水風呂にちゃんと入ったこともないのに、1度入っただけで「気持ちいい!」って思えることはけっこう稀なことだと思うんです。
だから「しんどくて当たり前」だと思って、気持ちよさは一旦横に置いておいて3セットきっちりこなすことに集中してみて欲しいんです。
そうすると、1セット目よりも2セット目、2セット目よりも3セット目という感じで、自然とサウナと水風呂を受け入れる体が出来上がっていくんです。
それが結果的にととのいへの近道になるのだと僕は思います。
あとは、「サウナも水風呂も我慢比べじゃないよ」ということも伝えたいですね。
我慢比べだと捉えてしまうと「苦しいもの」になってしまいますから。
自分がリフレッシュして良い気分になるために入るんですから、サウナも水風呂も自分が出たいタイミングで出て良いんです。
ただ、より良いととのいを得るための我慢は自分へのご褒美につながるので、そういう我慢なら良いと思います。
⑦おすすめのサウナはどこですか?どんな特長がありますか?
僕のオススメは池袋にある「かるまる」です。
サウナ室が4種類があるんですが、その中でも特に薪サウナが最高です。
バスタオルを巻いて入るのがルールで、座席には背中もたれがあって毛皮っぽいマットが敷いてあるんです。
薄暗い部屋の中で、炎の揺らめきを見ながらパチパチと薪のはぜる音を聞くのは、このサウナ室でしかできない特別な体験です。
ぜひ3セット目の締めに薪サウナに入って欲しいです。
また、人気施設あるあるとして「サウナ待ちが発生する」ということがありますけど、かるまるは4つのうちどこかのサウナは空いていて待たずに入れるというのも地味に嬉しいです。
施設の公式は3種類の水風呂を順番に入ることを推奨していますけど、僕はサンダートルネード(水温が1桁台の水風呂)から外気浴に直行するのが好きですね。温度の高低差でガツンと行きたいタイプなので。
そして、入浴後は必ず施設から歩いて30秒ほどの近所にある「いたみ」という焼き肉屋に行きます。
普段から美味しいお店なんですけど、サウナ後に直行するとより一層美味しさが増すんですよ。
だから僕にとっては「サウナに入って『いたみ』に行くまでがかるまる」だと思っています。(笑)
⑧サウナ以外でおすすめの何かを教えて下さい。
僕はゲーム実況YouTuberをやっているので、ゲーム実況について語らせて下さい。
僕のチャンネルを観て頂きたいのはもちろんですが、ゲーム実況という動画ジャンルにより多くの人に関心を持ってもらいたいと思っています。
というのも、ゲームって「ひとりでやる閉じた世界のもの」と思う方もいるでしょうけど、それって一昔前のイメージなんですね。
技術の進歩によって「みんなで共有するオープンなもの」に変わってきているんです。
ネットワークをつないで遠くの友だちとも遊べますし、知らない人とも遊ぶことが出来ます。
また、そうやって遊んでいる様子が配信されることで、誰かが遊んでいるのを観るという楽しみ方もあります。
配信についても、初期は凄腕プレイを観るものや攻略法の紹介するものが多かったのですが、今はそれ以外にもプレイヤー間の会話を楽しむようなものや有名人がゲームに挑戦するものなどバリエーションがどんどん広がっています。
実はゲーム実況の視聴者さんの割合として、「自分はゲームをやらないけど観るのは好き」という層が増えてきているんですよ。
そのように、ゲーム実況はいまやゲームをやらない人でも楽しめるものになっているので、「自分はゲーム好きじゃないから関係ない」という人もぜひ試しに観てみてもらえたらすごく嬉しいです。
ちなみに、僕のチャンネルは家族みんなで楽しめるようなコンテンツを配信しているので、もし興味があればご覧になってください。