はじめに
サウナ界隈で話題をかっさらっている池袋の新規サウナ施設「かるまる」。
運良くプレオープンに当選したので行ってきました。
その模様をがっつりレポートしようと思います。
(注)ネタバレしまくっていますので、現時点で「必ず行く」と決めている方は読まない方が良いと思います。感動を取っておくべきだと思うので。
入館~サウナ王によるプレゼン
入館してまずは着替え。施設の全体的な趣は和モダンな感じでとてもオシャレ。
ロッカーがかなり大きい!結構大荷物の方でも余裕で入れられちゃいます。これは嬉しい。
そして館内着に着替えて、お食事処の座敷スペースへ。
待機していると、安定のガウン姿のサウナ王が登場し、かるまるのプレゼンを始めます。
ひととおり聞いてみて、「ついにサウナ王が本気を出したな」と感じました。
ざっとまとめるとこのようなことを言っていました。
・サウナも浴槽も全部温度が違う(自分なりのルーティーンを見つけてほしい)
・岩風呂に使用しているでかい一枚岩はそれだけで1000万する
・岩風呂の建設費だけで家が建つ
・岩サウナはドイツ式ショーアウフグースが出来る企画のスタジアムサウナ。モニター付き。将来的にはそういうショーをやりたい
・ケロサウナのサウナストーンはあえて丸い石を使用している(セルフロウリュの蒸気を柔らかくするため)
・薪サウナは燃やす木を定期的に変えて、香りの違いを楽しんでもらう
・シングル水風呂「サンダートルネード」は、下げようと思えばもっと温度を下げられる。今後イベント的にぐっと下げる機会があるかも
・飲食メニューは徐々に種類を増やしていく予定
・準備がととのったらボトルキープが出来るようにもする予定
・会員になって常連認定されるとイイことがあるかも…
・オロポを販売している
・リクライニングでVOD視聴可(映画とか映像作品が観れる)
・リクライニングで飲食の注文が出来る
僕のワクワクを最高潮にするには十分すぎるプレゼンでした。
休憩処
休憩の階には、喫煙所やコワーキングスペースがあり、そして広ーいリクライニングコーナーがあります。
チェアにはテレビ以外に回転式のテーブルも付いていて、なんとそこで飲食を注文出来てしまうという。
ダラダラしたい人にとっては最高ですよね。
漫画も充実のラインナップで、1万冊あるそうです。
また、半個室で寝っ転がれるリクライニングスペースも10室ほどあって、「ここ絶対奪い合いになるな」と思いました。
食事処・リラクゼーションサロン
個人的な時間の都合上、食事とリラクゼーションを楽しむことは出来ませんでしたが、様子だけ見ました。
食事処はカウンター・テーブル・座敷とあり、来た人数に応じて柔軟に対応出来る感じ。
調理をしているところが見えるのも良いですね。
リラクゼーションサロンの受付にはでっかい木が!すご。
入浴
お湯
そしていよいよ入浴。
まずはお湯を楽しみます。
炭酸泉・電気風呂
炭酸泉は広々としていて温度もちょうど良い。その脇に電気風呂があって、これがまた強烈。僕は数秒で離脱しました。
不感温湯
不感温湯は噂の一枚岩が本当に立派でラグジュアリーな気分に。意図的に外気が入る仕組みにしているらしく、それがまた心地よさを増幅させます。
マス風呂
マス風呂は木の匂いがめちゃめちゃ良い。温度は比較的高めでポカポカあったまる。
露天風呂
露天風呂は周りのビルの景色が遮られるようにかなり高めの柵が設けられていて、上を眺めると空だけが見えてイイ感じでした。(メガネを掛けていなかったのでビルに気づかなかった可能性はあります)
サウナ
続いてサウナへ。
ケロサウナ
ケロサウナはサウナストーンを低い位置に設置して、熱さを感じやすいように設計されています。
ケロの匂いがめちゃめちゃ良いです。
ケロを細く切って、裏・表と交互に組んでいるので、見た目がめっちゃおしゃれ。
セルフロウリュは、日本初のボタン式水溜め装置になっているのだとか。
岩サウナ
5段のスタジアムサウナ。
使用しているサウナストーンの量が600kgと、通常の2倍あるらしく、見た目にも明らかにストーンの存在感を感じます。
スタッフさんがアウフグースサービスを行ってくれて、ロウリュ→扇ぎの流れが3周ありましたが、かなり汗びっしょりに。水を掛けまくる名物スタッフさんとかが出てきそうな予感。
蒸サウナ
樽を上にビヨーンと伸ばしたようなサウナで、これが一番狂ってると思いました。
4人定員の超狭い空間で、茶室的な小さい入口から入り、立ってサウナ浴をするんです。
皆めっちゃ距離近いのに無言で突っ立って蒸されているっていうのは、ここでしか体験できないでしょうね。
ただここ、ちょっと不安に思ったのが、「立ちバックするのにちょうど良いな」と感じまして。
そういうスポットにならないような仕組み作りをお願いしたいなと思いました。
薪サウナ
工事中のため使用できませんでしたが、薪サウナだけ上の階に設置されており、近くに一人用水風呂のアクリルアヴァントがあるだけなので水風呂はタイミングを伺う必要がありそうです。
水風呂
そして水風呂へ。
サンダートルネード
これはすごかったです。
人の出入りが激しすぎて温度は10.5℃に上昇してしまっていましたが、トルネードがすごい。
下から吹き上げるバイブラではなく、横からジェットが出て回転するんです。まさにトルネード。
気が付いたら最初の立ち位置から離れた場所に追いやられていました。
めっちゃ冷たかったので僕は30秒が限界でした。
ぬる湯
ぬる湯は23℃くらい。
サンダートルネードの横にあり、凍えた体をやさしく包んでくれて至福のひと時です。
ジェット湯
33℃のジェット湯。
サウナ王いわく、冷たいと感じられる温度のギリギリが33℃らしいです。
強めのジェットで、ぬる湯後に心地よい刺激を受けられます。
アクリルアヴァント
アクリルアヴァントだけ上の階にあります。薪サウナから出てすぐのところ。
温度は14℃で一人用。
梯子を降りていく感じが、アヴァント感満載で楽しいです。
14℃も十分冷たいのですが、サンダートルネードを体験してしまうと余裕です。
おわりに
とりあえず2時間弱滞在してわかったことはこれくらいです。
工事がズレこんでいて、設備が完璧じゃなかったですし、サウナ室も本来の温度ではなかったり(木を慣らすために、一週間くらいかけて徐々に温度を上げていく必要があるらしい)したので、まだ半分程度しか実力を発揮出来ていなかったと思います。
かるまる、おそるべしです。
12月は入会金無料で、かつ会員料金が500円OFFで利用出来るということなので、ぜひタイミングを作って足を運んでみて下さい。
* おまけ写真