北海道九州連合の登場
熱ッスルマニアの合間に、北海道九州連合によるスペシャルロウリュが行われました。
2部屋あるサウナ室に客が分かれて各部屋8分ずつ仰ぐという熱波師にとってはかなりハードな条件。
今さら言うまでもないですが、段取りがふわふわだったので15分くらいサウナ室内で待たされたので、皆も外で休憩したり途中で諦めて出てっちゃう人がいたりしました。
それでもようやくはじまりまして、撹拌担当の福永さんが華麗なタオルさばきで魅せるんですが、欲張りさんな足立さんも撹拌しちゃう。「見せ場を取らないで」と福永さんに怒られる微笑ましいシーンもありました。
そのあと足立さんによるひとりひとりへのパワフルなスイング、渡会さんによるひとりひとりへのエレガントな仰ぎ&ニコーリフレ流「イチッニッサウナー!」の掛け声。
そして最後は三人揃っての仰ぎ。待たされたお客さんは大満足でしたが、やる側のお三人は超キツそうだったでした。
終わったあと、足立さんは着衣のまま冷水をザブザブ浴びてたし、福永さんも水風呂に入っていました。渡会さんは私がいたときは見なかったけどどうだったのでしょう?
熱ッスルその後
そのあとに熱ッスルの準決勝・決勝とあったのですが、20分以上サウナに入り続けていた私は体力がもたずに離脱してしまいました。
聞いた話では、決勝は井上皇帝vs熱子さんで、お二人の激しい仰ぎ合いの末に熱子さんが優勝したのだとか。
井上皇帝も連戦連発で疲労困憊、熱子さんはそもそも女性だし元プロレスラーでもないし体格が全然違う。
そんな中でも2人はただただ扇ぎ続けたのだそうです。
熱子さんは握力がなくなってタオルを落としてしまう場面もあったり、井上皇帝も扇ぐ速度が出ず、5分をゆうに超える7分程のバトルでもスイング数でいえば300くらいだったのだとか。
それくらいお互い死力を尽くしたバトルは、体力で劣るも決して折れない熱子さんの気力が井上皇帝のそれをわずかに上回り、お客さんの支持を得たそうです。
話を聞いただけで胸が震える想いでした。
熱子さんがお客さんから愛される理由の一端がわかったような気がしました。
さて、離脱した私はステージに行って、同じく離脱したシダさんと一緒にOFR48のライブ前プロモーションを観ました。シダさんはマリンゴさんとツーショットチェキを撮ってスペシャルなスマイルを披露していました。シダさんのそういうところは本当にかわいい。
そしてこの辺りからだんだんとOFR目当てのお客さんが増えてきます。
そして20時からライブスタート。オリジナルソングやカバー曲をいっぱい歌って、熱狂的なファンたちが場を盛り上げてあっと合う間に1時間。
(OFRのお時間)
21時すぎからはおふろ大賞・サウナ大賞の授賞式。
日本サウナ大賞はサウナタイムとサウナイキタイとサウナキャンプ。ベッド&スパ所沢とKOUGONEWYORKと熱子さんも特別賞を受賞。日本おふろ大賞はきつこ先生の湯遊ワンダーランドで、敢闘賞が押上の大黒湯。
(日本サウナ大賞受賞者の方々)
(日本おふろ大賞を受賞された、前歯の差し歯が取れても笑顔を向けてくれるサービス精神にあふれたお方)
その輝かしい姿を見て、私も何かしらの賞を頂けるくらいサウナブログを頑張ろうかなーって思ったり思わなかったり。
でもでもこの日の丸一日のイベントを通して、個人的に誰かに賞を送れるとしたら私はうださんを選びたいです。
というのも、うださんは自分の出番だけではなく、通常の入浴時間でもお客さんのために熱波を送ってくれていたし、北海道九州連合の進行が滞っちゃったときも繋ぎで熱波してくれたし、サウナから出てきて水風呂入ってる人や休憩している人に献身的にずっと柔らかい風を送り続けていました。
そういう純粋ないたわりの気持ちがうださんにはあふれていて非常に胸を打たれました。うださん、本当にどうもありがとうございました。
後日、ご本人に「あんなに扇いで体がバキバキになったのでは?」と聞いたら、「それもまぁ少しあるけど、それより指先がヤケドしちゃってね(笑)」と、高温サウナでのロウリュのやりすぎで真っ赤に腫れてしまった指先を見せて頂きました。うださん大好き。
(林さん、もしこれを読んでいたらうださんに「スタッフでもないのにお客さんのためによく頑張ってくれたで賞」的なものをぜひ贈呈して下さい!お願いします!)
で、帰りにパシャパシャと遠方から来られた熱波師さんを中心に記念撮影をさせて頂いて帰路に。
(熱子さんと渡会さん)
(足立さんとパシャリ)
(渡会さんとパシャリ)
(福永さんとパシャリ)
(井上皇帝とパシャリ)
おわりに
1日を通してメリハリなくぬるっと進行していったイベントでしたが、フロクニだからこそその進行が逆にハマってみんなリラックスしてイベントを楽しめたと思います。林さんてすごい方だなと思います。
そういえば林さんは、情熱的かつ個性的に締めの挨拶みたいなのをする井上皇帝を割と雑にサクッと流していました。そんなことができるのも林さんしかいないからやっぱり林さんはすごい方です。
フロクニファンにとってたまらない1日だったでしょうし、熱波師好きの私にもたまらない1日でした。また、フロクニを知らなかった人たちにも忘れられないインパクトを残しただろうと思います。
来年以降もずっと続いてほしい。というかたぶん、仮に客が来なくなってもずっと続けてしまうのでしょう。それがフロクニなのです。
ありがとうフロクニ!
フロクニ万歳!
パネッパ!
(おわり)