ザっくりととのうサウナ入門

サウナ初心者さん玄人さんどちらにも楽しんで頂けるコンテンツを提供しようと努めるメディアです。

【赤坂サウナ】赤坂サウナ祭り開催までの軌跡&その先の展望を徹底インタビュー!

ザっくりの更新情報は公式LINEアカウントから!


はじめに

2023年3月18日〜4月2日の期間で、赤坂サカスのSacas広場で「赤坂サウナ祭り」という屋外サウナフェスが開催されている。もはや屋外のサウナフェス自体は新しいものではなくなったが、このイベントは「都会の真ん中で行われる」「サウナカーが主体の」イベントであり、その点においては他に類を見ない。

そんな画期的なイベントがどのようにして成立したのか、また、この企画を実現した「赤坂サウナ」というプロジェクトがその先に何を見据えているのかについて、プロジェクトリーダーである渡辺泰生さんに詳しくお話を伺ってきた。

インタビュー

赤坂に複合エンタメ施設としてのサウナ施設を作りたい

– まずはじめに、赤坂サウナプロジェクト(以降「赤坂サウナ」)の成り立ちを教えて頂けますか?


TBSの社内制度で「ビジネスチャレンジ制度」というものがあって、2019年のときに開催された第二回ビジネスチャレンジに僕が応募したのがはじまりです。「赤坂にサウナ施設を作りたい」とずっと思っていたので、そういう企画書を書いたんです。

社内で「赤坂エンタテインメント・シティ計画」というのが立ち上がっていて、TBSが主体になって赤坂の街を変えようという動きがあったんです。であれば、「赤坂にもう一個ぐらいサウナがあってもいいじゃないか」と思ったんです。

また、サウナはメディアエンタメと親和性が高いと昔から思っていて、例えばドラマのセットでご飯を食べるとか、『ザ・ベストテン』(1978年1月にスタートし、およそ12年間にわたって生放送されていた音楽番組)のセットで歌を歌うとか、大広間があれば公開収録やライブが出来たりするじゃないですか。そういったコンテンツを活かせる複合エンタメ施設としてのサウナ施設を作りたいと考えました。

最初の最初は僕ひとりで企画しましたが、一次審査通過後に周囲に声をかけたら続々と手を上げてくれる人が出て来て、それで最初のコアメンバーが集まったんです。

そしてありがたいことに最終審査も通ったことで予算が降りたのですが、当然いきなりサウナを作って良いわけじゃなかったんですね。まずは実証実験でサウナに関する企画をやってみなさいということになりました。


– 2019年に審査があって、2020年から2021年までの一年間のプロジェクトだったんですよね?


そうです。一年分の予算をもらって実証実験をする段階までは持って来られたのですが、その矢先にコロナが蔓延してしまったんです。

当初の予定では一年間準備をして、2021年3月にSacas広場でイベントを実施するつもりで動いていたんですが、コロナによってそれが難しくなってしまったんです。


– 当初は「赤坂サ活」っていうネーミングでイベントをやろうとしていたんですよね?


そうです、懐かしいですね(笑)

でも緊急事態宣言も出てしまいイベントが出来ない状況になり、かといって何もしないわけにはいかないので予算をYouTubeチャンネルの運営に回すことにしました。予算も充分にない中で、サウナ施設や界隈の方々など様々な方のお世話になって制作を続けることが出来ました。

その間も裏では何かしらのイベント開催も模索していたんですが、やっぱり実現は難しかったですね。でも、せっかくなら何か形になるものを残そうということでサウナカーを作ることになったんです。それがあれば番組化もしやすいだろうし、サウナイベントにも出展できるだろうしなんて夢見ながら。


– サウナカー『旅するサウナ』号の製作はフィンランドサウナクラブが監修しているんですよね?


はい、フィンランドサウナクラブの濡れ頭巾ちゃんとは以前から飲み友だちで、彼やサウナセンターの吉田秀雄さんなどの協力を得てとてもクオリティの高いものを作ることが出来ました。わざわざ白銀荘さんの天井の木材を取りに北海道へも行きました(笑)


– サウナとしての完成度も非常に高いのもさることながら、その辺のこだわり方がクレイジーですよね(笑)


屋根に使用した白銀荘さんの木材だけでなく、SaunaCamp.さんのストーブにスカイスパさんのサウナストーンだったりと、サラブレッドの古き良きサウナが出来たって感じですね(笑)

白銀荘さんについては、ちょうどその時が天井を張り替える時期で、解体作業の日に施設まで行ってトラックに積んで、フェリーで運んで来ました。


– 普通の感覚で言えば「ただお金がかかるだけ」ですよね(笑)


そうですよね(笑) サウナーの方々のそういうこだわりにかける情熱って面白いですよね。結果として、とても質の高いサウナが出来たと思っています。



Sacas広場でととのいながら会社のビルを見上げるのが夢だった

– 一年間の集大成として『旅するサウナ』号が出来たわけですが、二年目もプロジェクトが継続できるとなったのはどういう経緯なんですか?


社内の色んな部署に売り込みをかけたところ、BS-TBSが扱ってくれることになったんです。最初は特番でやってくれて、それから月イチで半年間レギュラー放送されたので継続することが出来ましたね。

番組が進行する水面下では、社内の他部署に協力してもらえないかと色んなところに話を持っていっていました。その中で「協力するよ」と言ってくれたのがSacas広場管轄の部署なんです。

去年から世の中的にもイベント解禁の風潮が生まれて来ていて、Sacas広場でもSDGsのイベントが行われるようになったりしていたんです。それだったらそろそろサウナ祭りも出来るんじゃないかなと思って話に行ってみたところ、「面白いじゃん」と言ってくれたんです。それでようやくイベントがやれることになりました。


– 内部的なリアクションが良くなった背景には、世の中のサウナブームの高まりが関係したりしましたか?


僕が企画を始めた2019年もドラマ『サ道』の放送が始まったころでしたが、「なんでテレビ局がサウナやるんだよ」っていうネガティブな意見がすごく多かったですね。

それが去年くらいには「サウナってすごいよね」という認識に変わってきていたのはありますね。


– ようやくイベントが出来るとなったときに、最初からサウナカーを主体にしたイベントにするという構想があったんですか?


赤坂サウナ発足当初のイメージだと、イベントの主体はテントサウナだったんです。当時それを開催できていたら目新しいものだったと思うんですが、時間が経つうちにあちこちでテントサウナイベントが行われちゃったんですよね。

目新しさがないと集客が難しいと思ったし、やる側としても面白くないので、新しい切り口を探しました。

そんな時に、濡れ頭巾ちゃんの紹介で廃バスをサウナに改造した「サバス」を運営する松原さんとつないでもらったんです。彼と一緒に姫路に行って出展のオファーをしたらご快諾いただいて、サバスが来れば目玉になるぞとイメージが膨らんできたんです。

ウェルビーが管理するサウナと冷凍室搭載のトラック「サウナフリーザー」は代表の米田さんに言えば協力してくれるだろうし、その二台があればイベントとして成立するし、さらに『旅するサウナ』号も加われば十分「サウナカーフェス」としてやれるという風になったんです。


– サバスは今回が関東初上陸なんですよね?


そうですね。今まではディーゼル車規制の兼ね合いで関東での出展が出来ずにいたようなんですが、このイベントへの出展を契機に、東京に来られるように規制をクリアする仕組みに改修してくれました


– では、サバスの可能性を広げたのも赤坂サウナのひとつの功績なんですね。


畏れ多いですが、そういうことになりますね。関東でも楽しみにしていた方がたくさんいらっしゃって、そういった方々の喜びの声を聞けたのが僕自身もうれしいですね。実際に体験してもらった感想を聞くのも楽しみです。



– でもそれ以外の部分でも、今回のイベントはこだわり方が半端ないですよね。細かいところへの配慮が徹底されているように感じました。


それについてはコロナ禍で色んなサウナイベントに行ってみたことが経験として生きましたね。利用者目線に立った時に水風呂がなかったらちょっと残念に感じてしまいましたし、ホットタブもあったら良いなということも感じました。


– ホットタブには本当にびっくりしました。わざわざそこまで用意するのかと。


イベント初日は寒かったから特にホットタブが大人気で、みんなそこから出なかったですね(笑) ホットタブ祭りかって思うくらいの好評ぶりでした。


– 更衣室やシャワー室もちゃんとしてますよね。下手したら施設よりちゃんとしているんじゃないかというくらいの品質で。


そこは運営責任者のこだわりなんですけど、彼が色んなイベントを見たときに更衣室の清潔感や広さが大事だなと感じたようなんです。スポンサーさんにも頑張って頂いているので、チープな感じにはしたくないぞと。

シャンプーとボディソープもTBSのグループ会社・BCLカンパニーが提供してくれましたし、飲み物を冷やす冷蔵庫も設置したり。

あと、椅子も新品を使っていますからね。今度赤坂に出来るサウナ施設「サウナ東京」の木山さんとは飲み友だちで、施設自体はこの祭りまでにはオープンが間に合わなかったんですけど、「良かったら施設に入れる椅子を貸してくれませんか?」って言ったら「良いですよ」って快く言ってくれたんです。本当に良い椅子を提供して下さって、木山さんには頭が上がらないです。

それと今回、ガウンとリネンを提供してくださっているオリエンタル赤坂さん(センチュリオンホテルさん)にも、とても感謝しています。


– 聞けば聞くほどこだわりが出てきますね(笑)


結局各メンバーがそれぞれの所でこだわりすぎて、イベント自体はそんなに利益が出ないものになっちゃいましたけどね(笑) でも、サウナが好きでこだわってる連中の努力の結晶なので、それを皆さんに楽しんで頂けたら嬉しいです。

でもやっぱり、今回のイベントについて思うのは、僕だけじゃ絶対成り立たなかったなと。営業も頑張ってスポンサーを取ってくれたし、現場も気合いを持ってこだわってくれたし。それ以外にも各部署で頑張ってくれた関係者みんなのおかげです。

こんなに豪華になるとは想像していなかったので、涙が出るくらいうれしいですね。


– それは3年間というイベントが出来なかった期間が、新しいつながりや気付きを生んだりして今回に活かされていますよね。


そうですね。つながりで言えば、社外に対してもそうですし、社内にも多くのつながりが生まれました。色んな所への働きかけをやり続けた3年間の執念の蓄積があり、その集大成としてこのイベントが出来上がりました。

Sacas広場でととのいながら会社のビルを見上げるのが夢だったんですけど、それを実際にやった時は感無量でしたね(笑)



サウナはメディアがリアルタッチできる場所

– 今後の目標は、引き続き「赤坂にサウナビルを建てること」なんですよね?


もちろんそうです。以前は、赤坂にはオリエンタル赤坂の一店舗しかサウナがなかったので、明らかにお客さんが飽和していたんです。ビジネス街でサウナ好きな人が多いのになんでだろうと不思議に思っていました。

それもあって、赤坂にサウナビルを作れたら街に人を呼び込めるんじゃないかなと考えたんです。まぁこの3年で赤坂にボコボコサウナが出来ちゃいましたけど(笑)

でもそういった新旧のサウナ施設をTBSが結び付けて、上野みたいに赤坂をサウナタウンに出来たら良いなと今では考えています。色んな個性のサウナが楽しめたら面白いので、この祭りがその足がかりになれば良いなと思いますね。


– まだ世の中にはサウナの複合エンタメ施設っていうのはないですよね。


僕は、サウナはメディアがリアルタッチできる場所だと思っているんですよ。紹介した食べ物を実際に食べられたり、タレントさんと近い距離で関われたり、本当にコンテンツとの親和性が高いなと。

何より、サウナって館内着でリラックスして過ごせるのが良いなと思うんです。例えば小岩とかに大衆演劇もみられる温浴施設がありますが、僕はそれのTBS版を作りたいんです。


– 昭和に回帰するような感じですかね?


そうかもしれません。昔ながらの大広間があってこそのサウナだと僕は思うんですよ。普段は食堂として使えるし、イベントスペースとしても利用できるような。

いまスーパー銭湯アイドルの純烈がいますけど、彼らがサウナの原点だとも思うんです。ああいうのをやったりして、昭和的なカルチャーが復活すると面白いですね。

TBSにはラジオもテレビもその他の事業もあるし、コンテンツは本当に沢山あるんですよ。それらをどこでリアルタッチさせられるかって考えたら、サウナが一番良いと思うんです。


– テレビ局の観光って建物内に入るとか、展示物をみるくらいですもんね。


そう、現状はそれがバラバラに点在しているんですよね。でもサウナ施設であれば一か所ですべてを体験できるんです。

今はテレビ局も放送だけでは食べていけない時代になってますから、コンテンツを活かす手段はたくさんあった方が良いんです。そのひとつとしてサウナはとても有効だと思います。



– 3年前の企画段階と、3年経った今とで心境の変化はありますか?


基本的な想いは変わらないです。赤坂サウナをスタートさせた当初に社内報でその想いを書いたんですけど、最近読み返したら考えていることは全く変わっていないですね。

先ほどから言っている「テレビとサウナの融合」はずっと持ち続けている考えなんです。今はサウナブームが以前よりさらに盛り上がっているので、今こそ作るべきだという気持ちを持っています。


– 今回の祭りが終わってからはどんな風に展開していこうと思っていますか?


まずは一旦休みたいですね(笑) みんなこのイベントに向けてフルパワーで準備を続けてきたので。

それは半分冗談として、このイベントが無事完走できたら社内に対して「こんなにサウナって盛り上がってるんだよ」っていうのを実績としてアピールできると思うんです。

初めて社内の人にもリアルにサウナを体感できるコンテンツを披露できたので、これによって社内の風向きも変えられると思うんです。サウナーの生の声も届くことで、サウナに可能性を感じてくれる人がきっと増えるはずです。

それをもって実現したい構想が二つあります

ひとつは先ほども述べたサウナビルの建設ですが、もうひとつは「赤坂サウナ祭り」の形をパッケージ化して地方で地方活性イベントを開催したいですね。TBSがもつJNNネットワークという放送局のつながりを活かして。

港区という規制が強い場所で開催できたわけですから、地方なら絶対に出来るはずです。サーカスの巡業みたいに周っていけたらいいなと思います。

あと、サウナカーには機動力があるので、災害時にインフラとして派遣することも考えています。やはりメディアには社会貢献を行う責任がありますから。


– サウナ好きの皆さんも、赤坂に新しいサウナが欲しかったり地方でイベント開催して欲しかったらSNSなどで要望の声を上げると効果的ということですね?


まさしくです。ぜひ今回のイベントの感想をSNSなどで発信して頂きたいです。そうして頂くことで社内の人のサウナへの印象も変わってきますから。

また、僕が赤坂をサウナタウンにしたい背景には、赤坂という街を活性化させたいという想いもあるんです。

赤坂はビジネス街なので、土日はゴーストタウンになってしまっているんですよ。それが原因で新規の飲食店が定着できなかったりするんです。土地代も高いですし。

もしサウナタウンとしてブランディングできたら、観光で赤坂を訪れる人が増えて土日も潤うと思うんですよね。



日本で一番規制が厳しいと言っても過言ではない港区での前例が出来た


– ところで、今回のイベントの開催までで一番苦労したことはなんですか?


やはり保健所とのやり取りですね。担当者が足繁く通って、本当に粘り強く交渉してくれました。

そもそも前列がないということで、保健所の方も困っていたんです。やっぱり日本の行政は前例を判断基準にするので。

色んなハードルがありましたが、ひとつ例を挙げれば、水風呂を設置するなら建物にしなさいと。テントにするのであれば外から見えないようにしっかり隠すようになどの指導がありました。

他にも消防、都庁などの行政機関には何度となく打ちのめされかけましたね(笑)


– それを踏まえると、今回のイベント実現により「前例が出来た」というのは大きいですよね。


それは実際大きいと思います。日本で一番規制が厳しいと言っても過言ではない港区での前例が出来たわけですから、他の場所でもやりやすくなったはずです。

噂では他の放送局さんもやりたがっているようなのですが、そういうのが広まっていくのってとても良いことですよね。どんどんやって欲しいなと思います。


– 今後のサウナイベントの可能性がグッと広がりましたね。


今後、日本はフィンランドに次ぐサウナ大国になっていくと思うんですよね。サウナ自体とても良いものだし、入浴文化がある日本との相性も良いですから。

でも僕からすると、まだまだサウナはニッチな存在だと思っています。マクドナルドくらい「各駅にひとつはある」みたいな存在に成長出来るポテンシャルはあるはずだと信じています。

そこまで行けばサウナが市民権を得られるのかなと思うので、今回のイベントを打ち上げ花火では終わらせたくないなと思います。


– きっとこれがひとつの大きな転換点になると思います。


そうなって欲しいですね。ただ、イベント開催に関して言えば、予算取りも難しい現実もあります。今回は営業が頑張ってくれたのでスポンサーさんも獲得出来ましたけど、やっぱり現時点では規制が厳しいのでコストがかかってしまうんですよね。

でも今、サウナ議連という組織が生まれて政治家の方もサウナに関する法改正に動いてくれているので、その働きかけがうまくいってくれればコストも下がっていくと思います。



– サウナ利用者の層としては若い世代や女性にも徐々に広がりつつありますけど、その辺りにはどのようにアプローチしていきたいですか?


本当は今回も男女混合のイベントにしたかったんですが、行政のルール的に難しくて実現できませんでした。

ここ数年で女性サウナーはかなり増えたとは思いますが、広場で水着になってメイクも落としてというのはまだまだハードルが高いのかなと思います。

今回のイベントもレディースデーを設けていますが、正直男性に比べたら事前予約は苦戦気味です。ニーズ自体はあるからこそ、改善を加えたりしてきちんと取り込んでいきたいです。

今後建設を目指すサウナビルも、女性専用でも良いのではなどと思ったりもしますね。あるいは女性の方がエリアが広いとか、女性の方が温度が高いとかしても面白いかなと思います。

一方で、いま人気のサウナ施設ですら女性側は予約が埋まり切らなかったりするみたいなので、女性利用者の底上げを図ることが大前提になってくるのかなとも思います。

また、ソロで施設に来て静かにサウナを楽しみたい層と、団体で来て会話を楽しみたい層とでの楽しみ方の違いがあるように思います。

僕個人の見解としては、そもそもサウナは社交場だと思うんです。コロナの規制が緩和されたら黙浴もゆるんでくるでしょうし、本来的にはそういう場所であるべきなんじゃないかなと。なので、楽しみ方のギャップに関しては時間と共に自然と解消されていくのかなとも思います。


– 分断ではなく共存が生まれる仕組みが出来るといいですよね。


意外とサウナの中では年代を越えた友情が生まれたりもしますからね。サウナ室内での「ロウリュかけていいですか?」「お願いします」というやり取りとか、アウフグースを終えたあとの一体感とかってあるじゃないですか。ドラマ『サ道』も世代を超えた交流を描いていますし。そういうものが戻って来てくれたらうれしいなと思います。


(インタビュー・文章:やのしん)


※ なお、『赤坂サウナ祭り』に出展していた『旅するサウナ』号は、機材故障のため出展を取りやめています。


・『赤坂サウナ祭り』予約サイト
www.tablecheck.com

プロフィール

赤坂サウナプロジェクト

TBS内のサウナ好きたちが集まり「最高の“時”を提供するウェルネス事業『赤坂サウナ・リゾート』計画」としてTBSグループの2019年度ビジネスチャレンジ制度に応募。89件の応募の中から見事勝ち抜き採択されたプロジェクト。
情報制作局に所属する渡辺泰生をはじめ、営業局、編成局、ICT局、DX局、TBSラジオと、部局の垣根を超え、ただ単に「サウナが好き」のシングルイシューで集まったメンバーによるチーム。会議室は大体アスティル(新橋)。

・Twitter
https://twitter.com/akasakasauna


渡辺泰生(わたなべ やすお)

1973年生まれ。TBSテレビ情報制作局情報二部長。情報番組を担当する傍ら、赤坂サウナプロジェクトのリーダーを務める。サウナ歴は20年を超える。最近はお気に入り銭湯サウナの閉店が決まって寂しい。大のヤクルトスワローズファン。

関連記事

qjweb.jp